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ジュリー下戸の歌舞かれて東京

歌舞伎のイヤホンガイド解説員になるのが夢のイチ歌舞伎ファンが書いているブログ

世田谷ボロ市に行ってきました

好きなモノしか持ちたくない

こんにちは、ジュリー下戸です。

上京してから8年、存在を知ってから3年。

やっと、やっと行けました!!「世田谷ボロ市」!!
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ボロ市のそもそもの始まりは1578年、江戸と小田原の間にある世田谷宿を盛り上げるための市が起源だというから「歴史ある」とかそういうレベルじゃありません。よくよく読んだら「無形民俗文化財」に指定されている...ただの大規模フリーマーケットだと思ったら大間違いでした(舐めてた)。ちなみに、古着(ボロ)を売るお店が多かったから「ボロ市」と呼ばれるようになったそうです。

ボロ市 - Wikipedia

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 毎年12月と1月の15日・16日に開催されると決まっていて、曜日を気にしない。土日にぶつかるとそれはもう大変な人手になるそうですが、わたしが行った日は平日だったのにそれでも相当な人!会場はとても冷たい風が吹いていて、日陰は極寒で、なかなか過酷な会場なのでした...お天気は良かったんだけどね。

ボロ市グルメ

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ボロ市では、食べ物もたくさん売っています。たくさんの屋台が出ていて、ちょっと台湾を思い出しました。

名物の代官餅は、一時間待ち。気になりましたが並ぶのはやめ、その代わりにさつまスティック(さつまいもを棒状にカットして揚げて砂糖をまぶしてある)とロイヤルミルクティ(甘くて美味しい)とものすごい量の油で焼くフランクフルトを食べました。もうこれは揚げ物では...というレベルの油の中からやってきたフランクフルトは、涙が出そうなほど美味しかったです。風が強くとても寒かったので、甘酒もよく売れていました。

店舗数が尋常ではないので、何か食べないと回りきれないと思います。今度はもっとガッツリ、ボロ市グルメを堪能したいなあ~。普段は普通の商店街なので、レストランや喫茶店は屋台を出す傍ら通常営業していたりするのも、非日常感を当事者たちが楽しんでいるのが感じられてとても良いですね。

金銭感覚がバレる

ボロ市は、面白いことに、付き合って2年以上経つ彼氏の思わぬ一面を見せてくれました。ボロ市では、人は思いがけず金銭感覚を露呈してしまうようなのです。
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彼氏が、包丁をズラリと並べたおじさんのテントの中に入り、吟味を始めました。おじさんも特に押し売りしてきません。商売っけのない店だなあと思っていたのですが、彼氏が「これにします」と手に取ったのは、そのお店で一番高い包丁!!ドッヒャ~~~!!

帰宅後「毎日使うんだから良い物を買ったほうがいいよ」と言いながらサクサクと野菜を切る彼氏とは裏腹に、指を全部持っていかれそうで怖くてまだ使えていないジュリー下戸...。
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一方のわたし、財布の紐を締めて出かけたものの「ビビッときた」を理由に絵画をポンと買ってしまいます。これが家にあったら楽しいだろうな~、という基準で物を選択します。その代わり、出さないものには絶対に出さない!わたしに包丁を選ばせたら、彼氏の選んだ包丁の4分の1の値段のものを買ったと思います。いやむしろ「家に包丁あるんだから」と買わなかったかもしれません。

おかげで、いま我が家には「めちゃくちゃ切れる美しい包丁」と「謎の画家が描いたバラの絵」が共存しています。いいでしょ。

 

戦利品

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絵画 ¥4000-

日本語のお上手なフランス人のおじさんが、友人だという画家の作品を売っていました。ボロ市には、陶芸やガラス、ハンドメイド作家などの作品も売っています。絵を買うなんて初めてのことでドキドキ。でも、売られている絵を見てビビッときて、どうしても自分のものにしたくなったので、買ってしまいました。美術作品との一番正しい出会い方だ...と思いながら飾りました。玄関にある本物のお花と並べて飾っています。真っ赤な花は、元気が出ますね。この作家のことを詳しく知りたいので、このフランス人のおじさんをまた探さなきゃ。


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歌舞伎の本 ¥800-

わたしが歌舞伎を鑑賞するにあたり使用率100%のイヤホンガイド。その創始に関わったという小山先生の書籍。本当に理由はわからないけど、マンガ「ストップ!ひばりくん」のコマがところどころ挟まってくる。作られたのが2000年代初頭なせいか、小山先生がガングロギャル・美香に歌舞伎を指南するというぶっとび設定。キョーレツすぎます。これから読むのが楽しみです。


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まな板 ¥1800-

本当は¥3600-するらしい。カナダの寒いところの木を使っているのでよく持つらしい。まな板屋のおじちゃんが、帰り際のわたしを「お姉さんちょっといい?」と呼び止め「うちのまな板を使うと幸せになれるって言われてんの。幸せが“板につく”...てね☆」「このまな板は削っちゃダメだよ。身を“削って”はダメ...ってこと☆」と、うまいんだかうまくないんだか、おそらく鉄板文句なのだろうというまな板トークをかましてきたのが最高に面白かったです。玉ねぎをみじん切りしても飛び散らない大きなサイズなので、本当に大が小を兼ねた...という気持ち。重いけど、持ち運ぶものでもないし、重くて困るのは買う時だけだわ~。

おまけ

ちょっと足を伸ばして、豪徳寺を散策してきました。
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ボロ市のものすごい人手から打って変わって、静かで澄んだ空気の充満した敷地内。疲れた体に、寒さもむしろ心地よい。まな板を抱えて豪徳寺を歩くのは後にも先にもこれっきりな気がします。

豪徳寺といえば...
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(P・ω・)にゃーん!
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このおびただしい数の招き猫!!

一説では、豪徳寺界隈は招き猫発祥の地。そんなに広いスペースではないのですが、この密度!!ひとつひとつに願がかけられているせいか、はたまた招き猫のパワーなのか、ここだけちょっと空気が違う。圧がすごいのです。ちょっくら写真を...と、招き猫たちと同じ目線にしゃがんだ瞬間、グワッと吸い込まれそうになりました。招かれている!!
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今まで見たことのない光景なので、豪徳寺周辺にお越しの際はぜひ立ち寄って、同じ気持ちを味わってほしい...!!夢に出そうです。

ボロ市からの豪徳寺、お高くとまっているイメージのある世田谷区のディ~プな面が垣間見えてたまりません。こういうところがあるから、東京都民やめられませんなあ!ボロ市は来年1月15,16日にも開催。楽しいよ。

 

ジュリー下戸でした。ありがとうございました。