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ジュリー下戸の歌舞かれて東京

歌舞伎のイヤホンガイド解説員になるのが夢のイチ歌舞伎ファンが書いているブログ

第2回淑女計画「お花のある部屋にしてから、その後」

淑女計画

こんにちは、ジュリー下戸です。

ジュリー下戸淑女化計画略して「淑女計画」の第2回目です。計画を開始するに至った経緯は、第1回の記事をご参照くださいませね。

参考図書は、加藤ゑみ子先生「淑女に見える気品のルール」。あまり整った生活を送っているとは言い難いわたしが、とりあえず形から「淑女」を目指すきっかけになった本。勝手に、淑女計画のコーランに選定しています。

淑女に見える気品のルール

淑女に見える気品のルール

 

 

お花は淑女に欠かせない

花は、空間に彩りを加えるだけでなく、そこに住まう人、それを生ける人の心に彩りを加えます。逆に言えば、心に余裕がないと、花など飾っていられません。このため、花が生けられているかどうかは、その人が淑女の状態でいるかどうかのサインともなります。

P176「Rule 70 部屋には花。いつも花。」

なんとなんと、淑女のシの字ほども淑女っけのないわたしが、これだけはすでに実践しているのだ。部屋にはお花が飾ってある。しかも、玄関とキッチンの二か所。枯れかけまでしっかり楽しんでから次の花を生けるので、まあ週1回ペースでお花屋さんに通うことになっている。お花を生けるようにしてから5か月くらい経つけれど、「花を生ける」ことはわたしのライフサイクルに組み込まれ、気づいたらお花を絶やしたことのない部屋が出来上がっていた。

お花を生け始めるようになったのは、5月に書いたこのエントリーを読んでいただけると分かるのですが、山内マリコ先生「お伊勢丹より愛をこめて」がきっかけ。

買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)

買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)

 

(前略)でもちょっと外出したときに、なにか買って帰りたいという気持ちは抑えられない.......。

そういうときは原点に立ち返って、花を買うことにした。たいていの花は雑貨より可愛いし(中略)

前は花を買うとき、すぐに枯れちゃうんだからもったいないなぁと渋る気持ちがあったけど、雑貨を買う代わりにお花を買っているんだと思うと、なんだかすごく、いいことをしている気分になる。心の隙間は、花で埋めるに限る。

P186「お花作戦~雑貨病の克服~」

もう1冊、好きな本で「花を買う」描写があって、

るきさん (ちくま文庫)

るきさん (ちくま文庫)

 

るきさんがピンクのブラウスを着て、ヒゲナデシコの花束を買う場面がある(同じ話の中に、朝顔を種から育てている場面も出てくる)。しかも、友人と町を歩いていてふと通りかかったお花屋さんに、ぴゅっと入っていっていそいそ買ってくる。わたしには行きつけのお花屋さんがあるけれど、るきさんみたいにふと目に入った花屋さんで花を買うとゆーのも、それはそれでなかなかオツである。

お花のある生活を振り返る

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お花屋さんは、思ったよりめまぐるしくラインナップが変わる。夏だからひまわり!とか、秋だからリンドウ!とか、そういう「季節のお花」はきちんとおさえてあるとして、それ以外はお花屋さんのセンスとか方針とかでずいぶん異なるようだ。わたしが行くお花屋さんはトルコキキョウとスプレーカーネーションがだいたい置いてあって、あとはその時々で、見たことのないお花が加わったり、嘘でしょというくらいゴージャスな百合が置いてあったり、かと思えばドウダンツツジがのんびり生けられていたりして、面白い。

色々生けていると、咲き方や散り方が花によって全く違うことに気づく。「ずいぶん花弁が落ちる花だなあ」とか「思ったより香りがつよいなあ」とか、その花ごとに思うところがあって、自然と「好きな花」ができてくる。今まで、「好きな花は?」って聞かれて、即答できたことなんかないけれど、今ならベスト3のランキングまで作っちゃえるわよ。

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シャクヤクかすみ草スプレーカーネーション。シャクヤクのずっしりした蕾、いつ咲くのかワクワクしながら見守るのが毎日の楽しみだった。思ったより早く花が開くのでびっくりする。花弁に自らの蜜がくっついて固まってしまって、蕾が開かないまま枯れてしまったことがあるので、それ以来こまめに様子を見るようになった。お花は生き物。
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▲咲くのを今か今かと待っているときの昂揚感たら...。シャクヤクは、咲くと本当に美しいし散り際も潔い(爆発したみたいに花弁が落ちる)ので、本当にかっこいい。「立てば芍薬~」の言葉を思い出す。


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▲緑の多い玄関も素敵だなあと思って、とにかく葉にボリュームがあるのに惹かれた。


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グラジオラスとの出会い。グラジオラスは「剣」という意味らしく、すっきりと伸びた姿が凛々しく美しい。下から順番に咲いていく律儀な感じと、真っ赤なお花が最高。大好きな花のひとつ。


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▲赤いお花に惹かれた時期。ヒペリカムグラジオラス。おもちゃみたいな、おいしそうなヒペリカムがかわいくてよく買っていました。枯れ方がちょっとグロい(ひとつひとつ黒く腐っていく)けど。いっしょにいるのはエレキング


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▲自然光の入るキッチン。飲み口が欠けてしまった焼酎グラスを花器に。生けているのはシネンシス。お隣は、初めて買った花瓶に生けたスプレー薔薇。サイズが普通の薔薇と比べて小ぶりなので、さりげなく生けるのにピッタリ。一緒に写っているのは、わたしが愛用するマーガレット・ハウエルの時計。


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▲テーマは、カントリーっぽい絵本。かすみ草が万能すぎて、絶対に購入してしまう。いまちょっとお高くなってしまっているので我慢中。これもまた、緑の多いお花が素敵だなと思って買った。


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▲夏!という感じの玄関。ひまわりと、クルクマ。ひまわりにもいろいろな種類があって、それぞれに名前がついており、興味深い。シネンシスと一緒に。


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▲彼氏がお酒をしこたま飲んでいた時期。酒の空き瓶を洗って、パッケージそのまま花器に。口が狭いので、ほんとに一輪挿しという感じだけど、それはそれで楽しい。


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リンドウといえば、わたしの中では「銀河鉄道の夜」。ジョバンニが、カムパネルラに会えた昂揚感もあって、車窓からりんどうの花を見て「僕あれをとって、また電車に飛び乗ってみせようか!?」と無茶なことを言うのを、カムパネルラが「もうだめだ(間に合わないよ)」と言ってとめる場面。

そっと本も添えて。

 

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▲またもリンドウ。リンドウは、わたしが応援している歌舞伎役者・坂東巳之助丈の誕生花でもある。全国巡業で各地を回っている多忙なみっくんの無事を祈って、リンドウを生けて願掛けしております。

 

ちなみに、わたしの好きなお花ベスト3は、3位トルコキキョウ、2位グラジオラス、1位シャクヤク!です。ほかの人の好きなお花も知りたいなあ。知らないお花をもっと部屋に生けたい!

ジュリー下戸でした。ありがとうございまいた。