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ジュリー下戸の歌舞かれて東京

歌舞伎のイヤホンガイド解説員になるのが夢のイチ歌舞伎ファンが書いているブログ

20年来の友人を入院させてきた話

社会人はつらいよ 好きなモノしか持ちたくない

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こんにちは、ジュリー下戸です。

わたしの20年来(ちょっと盛りました、正しくは19年)の友人を紹介します。ロバのぬいぐるみのイーヨーです。

お察しのとおり、ディズニー作品「くまのプーさん」に登場するロバのぬいぐるみです。おそらく絵本版がモデルになっているらしく、ずいぶんデザインがシンプルで、よっぽどの人でない限り「あのイーヨー」とは気づきません。

幼いわたしも「イーヨー」と呼びこそすれ、完全オリジナル、わたしのロバという認識。どこにでも連れ回し、雪の中に落としたりスーパーに置き忘れたりするも必ず見つかってわたしのもとに戻ってくる、もう生きているとしか思えない、世界にただひとつのぬいぐるみ。

 

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

この絵本「こん」は、まさにわたしにとってのイーヨー。この絵本に出会った時、「世の中にはわたしとイーヨーみたいなのがいっぱいいるものなのね」と感心しました。

さて、実写画像を載せますね。これがアメリカ・カリフォルニアはロスアルトスの雑貨屋出身、西海岸ロバのイーヨーです。

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ん?

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汚い!!!!!!

いつの間にこんなシミが!?ずっと一緒にいたせいかアハ体験状態になっており、こんなに薄汚れるまで気がつくことができませんでした。しかもこんなに猫背だったっけ!?まあ公式に近づいた感はあるけど ダメダメ!!棺桶に入れてもらう予定なのにこんな小汚いままじゃ!!

たかがぬいぐるみ、されどぬいぐるみ。わたしの相棒を、新品とまではいかないまでも、少しくらいはきれいにしてくれるサービスはないものか。そんなことを考えていたら、いいところを見つけました。

病院との出会い、そして入院

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「ぬいぐるみ健康法人もふもふ会 フモフモランドぬいぐるみ病院」。

フモフモランドというぬいぐるみ販売の会社が、ぬいぐるみのメンテナンスをしてくれるサービス。「病院」というだけあって、問診票をオンラインで取り寄せて、症状を書き込みます。

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綿入れだけでも「しっかり」「ふんわり」「ふわり」と選べ、「オペ」と称して外側の布を切り新しい綿を入れてくれます(わたしはシャッキリして欲しかったので「しっかり」を選択)。

時々スマホに、病院から連絡がきます。「今からオペですよー」とか「ゆっくりお休み頂いてます」など、病院で過ごすイーヨーの写真を添えてくださっています。

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しょぼくれたイーヨーを励ます看護師さんたちや

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添い寝までしてもらうイーヨーまで。

この写真は本当に嬉しくて、家族とシェアして大騒ぎしました。かわいすぎる。遠くでひとり入院生活をするイーヨーを気遣ってくれるベテラン婦長(もちろんぬいぐるみ)もありがたいです。

そして待つこと3週間

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じゃーん!!!!

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イーヨーが帰ってきました!!!!

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このお顔のしみは、ぬいぐるみ病院によると「愛され色」というらしいです。決してソースを飛ばしたわけではなくってよ。

それにしても、心なしか口角まで上がっている気もします。姿勢が良くなってフェイスラインもスッキリ。

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どうやらイーヨー、骨盤矯正もしてきたようです。クッタクタで上体が持ち上がらず四足歩行のロバ(ロバなんだけどさ)と化していたのが、首までシャッキリ。両手があきました。それでこそロバの進化系、わたしのイーヨーよ!!

正直、ここまでやって頂けるとは思っていなかったので、もう涙が出るほど嬉しかったです。経年によるしみって、落ちるんだなあ。古いぬいぐるみってみんなああいう、よく分からない茶色いしみがあったり、全体的に茶色みがかっているものだけど、それを「愛され色」と言ってくれて、しかもそれを免罪符にしたりせずしっかり落としてくれました。

これからも

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イーヨー、わたしたちきっと長い付き合いになると思うけど、わたしがシワシワのおばあちゃんになった時に「えっ70年前に買ったとは思えない!!」って、周りに言わせてやろうね。もしわたしにこどもができるようなことがあったら、その時は任せたわよ。

ジュリー下戸でした。ありがとうございました。

 

追伸

 やっぱり、大事にしていたおもちゃやぬいぐるみって、魂持ってると思うジュリー下戸なのでした。