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ジュリー下戸の歌舞かれて東京

歌舞伎のイヤホンガイド解説員になるのが夢のイチ歌舞伎ファンが書いているブログ

おのぼりさんが自然に飢えている話

こんにちは、ジュリー下戸です。

わたしは幼少期から18歳までを、イーハトーブ(岩手県)で暮らしました。四方を山に囲まれ、玄関を開ければ一面田園地帯、あぜ道を自転車で通学する生活。アウトドア好きを名乗るでもなく、自然の中に常に自分がいて、それが当然のような気がしていました。


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成人式の着物のサイズ合わせの日。田んぼと北上山地をバックに、弟が作った雪のモアイ像と一緒に。

 

だからこそ都会に憧れたのでしょうが、いざ上京して驚いたのは、「コンクリートジャングル」と思い込んでいた東京の至るところに巨大な公園があり、保存樹木が枝を伸ばし、やたらと人がそこに憩うということでした。これはかつて、お城があったところがそのまま公園になったからという、さすがお江戸は違いますなあ~という理由もあるのですが、わたしには衝撃でした。

日常に緑がありすぎて「ああ~~~木~♡好き~~~♡」と思ったことなど、ただの1度も無かったわたしは、代々木公園に踏み入れることなく原宿へ通い、新宿御苑へ入ることなく新宿へ通っていました。せっかく東京に来ているのだから、買い物のできない公園に行ってなんになるの、という心持ちでした。ところが、社会人5年目を迎えたわたし、今や「次の休みはどこに行こうか?砧公園?生田緑地?」とまあこんな感じなのです。自然にどっぷり包まれて、走ってスキップして、大きな声で笑いたい。池の鯉を夢中になって眺めたいし、ゴツゴツした木に触りたい。なんだこれ。自然回帰欲?とにかく、わたしは東京とその近郊の緑溢れる場所に、猛烈に行きたい。

そんな思いを胸に、最近行った「都内・近郊の自然溢れる場所」を3個所ピックアップしてみました。世田谷区に住んでいるのがバレバレの行動範囲で申し訳ありません。

生田緑地

ハイキング好きも大満足、山をまるごと楽しむハードめスポット

 

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「土の採取禁止」の看板がめちゃくちゃに多い。そんなに採って行っちゃう人多いんだな。

 

小田急向ヶ丘遊園駅を降りて、小高い山を目指しててくてく歩いていくと着く総合公園。「生田緑地」の中に、岡本太郎美術館藤子・F・不二雄ミュージアム、科学館などが建っています。どれだけ広いのかというのが、住所「神奈川県川崎市多摩区枡形6、7丁目、東生田2丁目他 宮前区初山1丁目他」に表れています。どんだけ跨ってるの...!

 

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いたるところにベンチがあるので、運動不足で疲れやすいわたしみたいな人にはぴったり。

 

山の中をうねうねと登っていくコースが楽しくてオススメです。登り切ると公園があって、今まで人っ子1人見かけなかったのにどこに隠れていたの!?というレベルで人が憩っています。子供も多いです。桜が生えているので、お花見にピッタリ。

 
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展望台は、ぐるっと360度見渡せます。お天気が良ければ遠くの山までよく見える!

 

頂上の広場には、気持ちいい展望台も立っています。意外と新しいようで、エレベーターがついているので登るのも苦労しません。といっても、ここに来るまで結構急な道のりだったけどね...(ほかにも道はあるらしいけど)。

 

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このあと銀座で用事があるとはいえ、普通におめかししてきたことを後悔するジュリー下戸

 

道中は結構ハード。何も考えずにヒールのあるブーツを履いて行った自分をぶっ飛ばしたい。急な階段も多いので、ぜひ履き慣れた靴で行ってください。ヒールはない方がいいと思います。やわらかい地面にヒールがめり込んで汚れていきます。


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まっすぐ伸び行く木は、潔くて気持ちがいいですね。

 

突如出現する、メタセコイア。わたしの身長が160cmですから、この大きさ分かって頂けると思います。わたしの好きな言葉に「大は小を兼ねる」がありますが、木も大きければ大きいほど興奮します(ポージングに表れています)。秋の、空が高い時期に来たら気持ちが良さそう。


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梅林に飛び込んで大喜びする彼氏。

 

野鳥がたくさんいるので、双眼鏡などがあると楽しいかもしれません。写真を撮るには、良いカメラ・良いレンズじゃないと難しいと思うので、それはお好きな方に任せて、わたしは肉眼と耳で楽しむことにします。ホーホケキョ!

 

等々力渓谷

駅徒歩3分、アクセス抜群な東京の名勝にして23区唯一の渓谷

 

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渓谷に入ってすぐのあたり。道が狭いので、人とすれ違うときは注意。

 

住宅地にひっそりと渓谷への入口があり、階段を下っていくと、小川の流れる渓谷に迷い込みます。この崖の上では、普通に世田谷区民が生活をしているのですが、そうとは思えないほど静か。時空が歪んでいるとしか思えません。


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おもむろに石に座る彼氏(座る用ではない気がする)

 

歩いていくと、だんだん鬱蒼としてきます。道はきちんと舗装されているので、いつものお靴で問題なし。この森の中にお茶屋さんがあり、渓谷の緑を眺めながら休憩ができるのが素晴らしいです(混んでいて行けなかったけど)。祝日だったのでお茶屋さんは賑わっていましたが、普段ここをお散歩コースにしているらしい親子が「今日は本当に混んでるね~」と言っていたので、平日はきっととても静かです。


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自撮りしてみた。

 

賑わってはいたものの、周囲に誰もいなくなるタイミングもあるので、記念に1枚自撮りもできます。驚いたのは、歩いている人たちに若い方が多いところ。みんな思い思いに写真を撮っていて、静かに和やかに楽しんでいるという感じ。土と葉っぱのにおいを胸いっぱいに吸い込むのは、本当に気持ちがいいですね。


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何もないし誰もいないところでおもむろに写真を撮る。

 

渓谷、広場、お寺、住宅地、ちょっと歩くと日本庭園等、この界隈は本当に盛りだくさん!渓谷の中はぐっと涼しく感じるので、夏は避暑にいいと思いましたが、春先は少し寒いくらいでした。首にストールなど巻いておくと温度調節ができて良いかも。


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渓谷の出入口にいるネコ。たくましく暮らしている。

 

渓谷にはネコがたくさん暮らしており、どの子も人懐っこくかわいらしいです。ただ、むやみにエサをあげまくる人がいて、ちょっと問題にもなっています。「人懐っこい子の里親になってください」なんて札がかかっているくらい。お互い、ほどよく交流できたらいいですね。

 

砧公園

戦後は都営のゴルフ場、自慢の芝は今も健在

 

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 奥にたくさんの人が写っているのが見えますか?すごいでしょ。平日だよ。

 

砧公園大好き!!広大な土地に、ぶっとい木がぼんぼこ生えていて、芝生が広がっていて、フリスビーとかキャッチボールとかバドミントンとかをしたくなる。レジャーシートをひいて(なんならひかなくてもいい)芝生に座り、本を読んだり眠ったり、スケッチをしたり、ごはん食べたり。運動施設に隣接しているのですが、そちらは元気な先輩たちでいつも大賑わい。お花見シーズンは賑やかでお祭りのよう、冬は静かでお散歩にぴったり。


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桜に完全包囲されるジュリー下戸

 

砧公園の桜の木は、地面すれすれに枝をはっている!なぜなのでしょう。調べてくれば良かった!とにかく、ちょっと変な咲き方をしているのですがこれが最高にフォトジェニック!!天然の桜のフレームの中で写真が撮れます。これは盛れますSNS映えするし、普段写真はあんまり...な人もついつい撮りたくなっちゃうこと請け合いです。

 

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 文字通り、桜に包まれるお花見も楽しいですね。

 

これといって屋台も出ていないし、駅からのアクセスだってあんまり良くないけれど、みんながレジャーシートと食べものを持ち込んで、めいめい楽しんでいて、子供が走り回っていて...なんだか、小学校の運動会を思い出します。そんなノスタルジックな気持ちになれる公園です。


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菜の花も咲いています。いい季節ですね。

 

それから、砧公園はお酒の持ち込みがOKなのです。お花見やピクニックに際し、ちょっとおしゃれにワインなんかを持ち込んで、グラスに注いでチーズと一緒に楽しむ...なんてことができます(わたしは下戸のためこの楽しみを知らないのですが、絵面が最高です)。

ただ、カラスのすみかが近いので、食べ物などを食べる時はちょっと注意。木陰にいると、フンの被害の恐れもありますので、それも注意。...注意したって、どうしようもないけどね!!


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神々しい彼氏。

 

砧公園は桜以外にも、樹木がたくさん生えています。東京23区内ということを忘れてしまうくらい、広々のびのび。大人もはしゃいで転げ回ったり(文字通りです)している、つい童心にかえってしまう不思議な空間。

子供って、どうして何にもないところであんなにはしゃげるんだろうね~なんて言ってますが、大人も十分楽しいぜ!!公園最高~

 

公園はいいぞ

東京及び東京近郊は、魅力的な公園がたくさん。大都会の中にあって、意地でも緑を確保しておくのだという気合を感じます(個人の感想です)。公園がたくさんあって、どこへ行こうか迷っちゃうな~と思っていたら、興味深いサイトを見つけました。

~公園に行きたくなるサイト~ 公園へ行こう!

公益財団法人 東京都公園協会」。

激アツにもほどがある。

公園の検索のほか、植物の咲き具合の情報、渡り鳥の情報、公園のボランティアに参加したり、支援したい取り組みに対し募金で応援をしたり、とにかく公園にまつわる色々が網羅されています。これは面白い、ハマりそうです、公園沼。

 

参考URL

四肢を放り出して遊ぶこと、草のにおいをかぐこと、木に触れること。なんだか分からないけれど、パワーが充電されていく気がします。それはわたしが田舎で育ったからなのか、都会に暮らしているからなのか、それとも個人的に好きなのかは分からないけれど。

もうじきやってくる新緑の季節が待ち遠しいです。

 

ジュリー下戸でした。ありがとうございました。